三砂堂漢方伝統医学研究室                    
棒モグサと枇杷の生葉を使った枇杷葉温灸
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●棒モグサと枇杷の生葉を使った枇杷葉温灸療法
 近年になると、枇杷葉を炙って施術する金寺院療法は少し衰えを見せました。代わりに民間療法として広まったのが、枇杷の葉温灸療法です。この温熱療法は、枇杷の生葉を皮膚面に敷いて、その上から火のついた棒状のモグサで、温圧して施術する温熱方法です。
 
●枇杷葉温灸療法のやり方
 枇杷葉温灸療法の具体的な施術の仕方ですが、まず、枇杷の生葉と木綿のサラシ、耐熱紙、紙でモグサを葉巻状に巻いた棒モグサを用意します。枇杷の生葉は軽く洗って汚れを落とし、水気をふき取っておきます。枇杷の葉は、表がつるっとして光沢があり、裏側は、細かい毛が沢山生えていますので、枇杷葉温灸をするときは、つるつるの表側を皮膚表面に当てます。その枇杷葉の上に、数回折り畳んだ木綿のサラシ、耐熱紙の順で敷きます。その上から充分火力が安定した棒モグサで、ツボや患部を温圧します。モグサを一回枇杷温灸すると火力が落ちますので、あらかじめ4〜5本の火のついた棒モグサを用意しておいて、1回枇杷温灸するごとにモグサを交換していきます。