明治国際医療大学付属病院

2023313日付で、弊社(株)三砂堂漢方と明治国際医療大学様との共同研究が承認され、令和54月より共同研究がスタートしました。

共同研究の研究課題は、「新規皮膚タルミ測定法を用いた美容鍼灸介入効果の測定」です。

大学院鍼灸学講座の2名の先生方と三砂雅則で、3年間研究を行います。

昨年の全日本鍼灸学会大会、美容鍼灸のシンポジウムの公演でお話ししたのですが、美容鍼灸の効果についての評価は、美容鍼灸を受療した人の主観的なものがほとんどで、残念ながら、科学的根拠に基づいた客観的な評価はほとんど見られません。

美容に関するアンケート調査によりますと、美容鍼灸をお受けになる方が期待する効果の一番は、小顔すなわちリフトアップです。私たちは、美容鍼灸を施術することで、頬のタルミが改善してリフトアップするのかを評価するために、新規タルミ測定方法と装置を開発し、原著論文として日本未病システム学会に発表すると共に、特許を取得しました。

今回は、この新規タルミ測定方法を用いて美容鍼灸の介入効果を測定する研究を実施します。臨床医学研究デザインの型は、ランダム化比較試験です。ランダム化比較試験は、医薬品などの臨床研究に用いられる研究デザインで、最も強いエビデンス(科学的根拠)を発揮します。

臨床研究は、京都府南丹市にある明治国際医療大学の附属病院、付属鍼灸センターで実施します。今後も、このホームページの場を借りて、途中経過をご報告したいと思っておりますので、是非アクセスして下さい。