ジャコウ製剤の抗肥満作用

ジャコウ製剤、感応丸気の抗肥満作用

肥満ラットにジャコウ製剤、感応丸気を与える実験を行いました。
餌だけを与えた対象群では、Leeという肥満指数が302から360に上昇、体重は248gから320gに増加しました。
そして白色脂肪組織(WAT)の重量も、6.7gから25gに上昇しました。
それに対して、餌と感応丸気を14日間服用させた群では、感応丸気300mg/Kg投与群でも褐色脂肪組織(IBAT)の有意な増加が見られ、1000mg/Kg投与群では、褐色脂肪組織(IBAT)の有意な増加に加えて、白色脂肪組織(WAT)の有意な減少と、体重の減少傾向が見られました(TableⅠ)。
また、1000mg/Kg投与群では、Lee指数の有意な減少も見られました(Fig.7)。
一方、正常動物に、感応丸気を投与してもLee指数、体重、IBAT及びWAT重量に有意な変化はありませんでした(TableⅠ,Fig.7)

このように、ジャコウ製剤、感応丸気は、正常な体重では体重や白色脂肪組織に影響を与えることなく、肥満傾向にある場合のみ、体重や白色脂肪組織を減少させ、代謝を高める褐色脂肪組織を増加させることが分かりました。

説明
白色脂肪組織(WAT)は、皮下に多く存在して、中性脂肪を貯蔵する脂肪組織です。白色脂肪組織が多くなると肥満になります。
褐色脂肪組織(IBAT)は、白色脂肪組織から遊離した脂肪酸を取り込んで、エネルギーを燃焼させ熱を生産する脂肪組織です。脂肪を燃焼してくれるので、この組織が多いほど代謝が高まり、ダイエット効果があります。